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■シリーズ 「不妊」
赤ちゃんが出来やすい体作り
no.4
男性・女性ホルモンに関係する腎精のはなし
生理、妊娠、出産、精子、子供の丈夫さなどに関係します
男性ホルモン、女性ホルモンの働きを含めた体のピークは、
男性32歳・女性28歳といわれています
これは、五臓六腑でいう「腎」が関係します。
腎の働きのひとつに「腎は精を貯蔵する」というものがあります。
精は生長・発育・生殖に深く関わります。幼年期には永久歯への生えかわりや、髪の毛がしっかりしてくることなどに関係し、青年期には「天癸(てんき)」とよばれる物質を作ります。これにより男性は精子が作られるようになり、女性は生理がくるようになります。
つまり、腎精がしっかりしている程、生理、妊娠、出産をはじめ、正常に体が機能しやすくなり、腎精が不足する程、不妊症、閉経などの原因になります。このような場合、腎精を補う漢方薬が大切になります。
また腎精が豊富な両親からは、腎精が豊富な子供が生まれやすいため、丈夫でスクスクと育ちやすくなります。
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