子宮内膜症とは
子宮内膜組織が、本来存在する場所以外の場所にひろがり、増え続けることを子宮内膜症といいます。増殖,出血,再生をくり返すため,種々の障害をひき起こします。
子宮内(筋層)にみられるものを子宮腺筋症または内性子宮内膜症といい,それ以外の部位のものを子宮内膜症または外性子宮内膜症といいます。
発病する場所は、ダグラス窩(直腸の前部分と子宮の後部分との間)、卵巣が多く、子宮体部、卵管、直腸、小腸、膀胱など。
卵巣で古い血液が貯留し嚢胞を形成したものを、卵巣チョコレート嚢胞といいます。
はっきりとした原因は不明ですが、生理の時の子宮収縮との関わり、黄体ホルモンとの関係がなどあげられています。
子宮内膜症により起こりやすい症状
●生理痛(月経痛)
痛みが強い、生理前の1〜2日前から痛みが強くなる
※子宮内膜症でも、生理痛がない場合もあります
●生理(月経)の出血量が多い
●生理(月経)の期間が長い
●不妊症
卵管への影響、排卵障害、子宮内膜増殖期間への影響など
中国医学(漢方)では
体質の分類をもとに漢方薬を紹介しています。、また、基礎体温をとっていただくことをおすすめすることもあります。高温期がしっかりでているかなどを重視します。
|