|
|
|
■シリーズ 「更年期」
40代−50代も健康的な毎日を
肝、心、腎の働きを整える
|
|
no..2
更年期症状と体質改善
「肝」「心」「腎」を整えて、根本療法を考える
更年期の症状を大きく分けますと、このような分類もできます。。
(1)卵巣機能の低下による女性ホルモン不足により出やすくなる症状
(2)ほてり、汗、冷えのぼせなど自律神経失調と考えられる症状
(3)不安感、焦燥感、不眠など神経症的な症状
(4)肩凝り、手足の冷えなど血行障害
中国医学では、「肝」「心」「腎」の働きが弱くなること、お互いの関係のバランスが悪くなることが、上記(1)から(4)に関係すると考えます。そのため、更年期の根本療法-体質改善は、「肝」「心」「腎」を整えることでもあります。
●肝の働き
1. 全身に気を巡らせ、精神活動を調整、消化を助ける
症状: イライラ感じ、怒りっぽい、精神抑うつ、ため息
ゲップ、胃もたれ、お腹の張り
2. 血を貯蔵する
症状: 眩暈、手足のしびれ
3. 筋肉の働きを維持する
症状: 筋肉のけいれん、ふるえ
4. 目の働きを維持する
症状: 眼精疲労、目の不調
●心の働き
1. 血を全身に巡らせる
症状: 動悸、息切れ
2. 精神の働きをまとめる
症状: 不安感、不眠、夢が多い、驚きやすい
3. 舌の働きを維持する
症状: 舌さきの痛み、味が分かりにくい
4. 目の働きを維持する
症状: 眼精疲労、目の不調
●腎の働き
こちらをご覧ください ( シリーズ「更年期」no.1 「腎」のはなし)
|
|
|